きままにかけ流し温泉ママブログ

本物の温泉が大好きです!ぜひお付き合いください♪

「おじさんと中学生の温泉トーク」第8回:温泉の健康効果の過信とリスク

中学生:
「おじさん、温泉ってすごい健康に良いって言うけど、

 入れば何でも治るって思っても大丈夫なのかな?」

 

おじさん:
「うん、温泉は確かに健康に良いって言われてるけど、過信は危険だよ。

 昔は湯治(とうじ)っていって、温泉に長期間滞在して病気を治す療法が

 あったんだ。

 でも当時はかけ流し温泉しかなかったから、

 温泉水が絶えず新しいものに入れ替わっていたんだよ。

 だから消毒液なんて使う必要もなかったし、温泉そのものが

 自然のまま保たれていたんだ。」

 

中学生:
「そうなんだ。昔は消毒とかしなくても大丈夫だったの?」

 

おじさん:
「そうだね。ただ、昔の温泉がどれだけ清潔だったかはわからない。

 掃除はしていただろうけど、どこまで清潔に保たれていたかは不明なんだよ。

 一方で、今の温泉は循環式が多く、消毒液を使って衛生面は

 改善されたんだろうけど、その分経皮吸収が心配になるんだ。

 消毒液が肌から体に入り込むことを考えると、ちょっと怖いよね。

 特に病気・療養中の人は、循環式の温泉に長時間入るのは避けるべきだって

 標識に書かれているんだ。今度温泉に行くとき、確認してみるといいよ。」

 

中学生:
「なるほど。消毒の話は前に聞いたけど、

 そもそも温泉って病気を治すために使われてたんだね。

 それなら、かけ流し温泉は本当に貴重な存在なんだね。」

 

おじさん:
「そうだよ。

 良質なかけ流し温泉はとても少なくて、

 だからこそ貴重なんだ。

 温泉ビジネスが広がる中で、温泉の健康イメージだけに踊らされるのは危険だよね。

 全員がかけ流し温泉に入れたら理想だけど、数が少ないからね。

 だから、循環式の温泉もうまく活用しながら、

 適度にリラックスすることが大事なんだ。

 温泉はあくまで健康の補助的なものとして捉えると良いよ。」

 

中学生:
「温泉は良いものだけど、過信は禁物ってことだね。

 でも、どうやって他の健康法とバランスを取るのがいいんだろう?」

 

おじさん:
「健康を保つためには、

 バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠

 大事だって言うよね。

 最近では、考え方(心の在り方)も病気を引き起こす原因になるって

 言われてるんだ。

 心と体のバランスが取れていないと、いくら温泉に入っても本当の健康は

 手に入らないんだよ。」

 

中学生:
「考え方まで関係してくるんだ!それってどうやって改善すればいいの?」

 

おじさん:
「まずは、自分の心の状態を見つめ直すことだね。

 ストレスをためず、感情的にならずに物事を冷静に見る。

 例えば、紙に書き出してみて整理して俯瞰して考えるよ。

 温泉はそのリフレッシュのためのツールとして使えばいい。

 例えば、疲れているときには温泉でリラックスすることもいいけど、

 他の健康管理もしっかりやることが大事だよ。」

 

中学生:
「温泉だけに頼らず、いろんな要素で健康を管理するのが大事なんだね。」

 

おじさん:
「その通り!温泉は確かに体に良い効果をもたらすけど、

 過信して他のことをおろそかにすると逆効果になることもある。

 温泉は、あくまで心身の健康をサポートするためのものなんだ。

 体に負担をかけずに適度に使うのが一番だよ。」

 

中学生:
「なるほど、温泉だけじゃなくて、食事や運動、考え方も全部バランス良く

 やることが大事なんだね!」