中学生:
「おじさん、『シェディング』って何?
・・友達が話してたけど、よくわからなくて。」
おじさん:
「いい質問だね。
シェディング(shedding)っていうのは、
もともと医療現場で使われていた言葉で、生ワクチンを接種した人から
ウイルスが排出される現象のことを指していたんだよ。
『shedding』は英語で『放出する』とか『脱ぎ捨てる』という意味なんだ。」
中学生:
「じゃあ、ワクチンを打った人の体から、何かが放出されて
周りの人に影響を与えるってこと?」
おじさん:
「その通り。最近は、新型コロナウイルスワクチンが普及する中で、
シェディングの概念が再び注目されている。
接種者からスパイクタンパク質や酸化グラフェンなどの物質が排出され、
それが周囲の未接種者に体調不良をもたらすのではないかという疑念が
生まれたんだ」
医療におけるシェディングの背景
おじさん:
「本来、シェディングはロタウイルスワクチンや経口ポリオワクチンなどの
生ワクチンで報告されていた現象だ。
ワクチンを接種した人から排出されるウイルスが周囲に広がることが
確認されているんだ。
でも、これまでのケースでは、多くの人がそれによって
深刻な健康被害を受けることは少なかったんだよ」
中学生:
「じゃあ、コロナワクチンで言われてるシェディングは、何か違うの?」
おじさん:
「そうなんだ。従来のワクチンとは違い、mRNAワクチンなどは
生きたウイルスを使わないから、ウイルスそのものが排出されることはない。
でも、ワクチン接種後に周囲の未接種者が体調不良を訴えるケースがあることから、
体から『何か』が排出されているのではないかという疑念が持ち上がっているんだ」
温泉とシェディングの関係
中学生:
「それって、温泉でも問題になったりするの?」
おじさん:
「それがね、循環式の温泉では問題になることがあるんだ。
循環式温泉は使いまわしたお湯を再利用するけど、
消毒剤ではシェディングの影響を完全に除去できないようなんだよ。※
俺も以前、循環式温泉に入った後、体がだるくて不調になったことがあるんだ。」
※具体的な調査が入っていないので、個々の所感や体調不良を元に話しています。
中学生:
「えぇ…それじゃあ、温泉に行くのも心配になっちゃうね。」
おじさん:
「だからこそ、源泉かけ流し100%の温泉が大事なんだ。
かけ流し温泉は、新しいお湯が常に流れ込んで、
古いお湯は排水されるから、
シェディングの物質が残りにくいんだ。
自分の健康を守るためにも、温泉を選ぶときはかけ流しかどうかを
確認するのが一番だね。」
まとめ
中学生:
「なるほど!かけ流し温泉なら安心して入れるんだね。」
おじさん:
「そうだよ。温泉はリラックスする場所だからこそ、
安全に楽しめる施設を選ぶことが大事なんだ。
これからも温泉の詳細情報や口コミをしっかり確認して、
安心できる温泉を選ぼうな。」
中学生:
「わかった!これからはかけ流し温泉に行くよ!」